フライスルーカメラ「撮る夫くん」

VRMビュワーをご覧になる、または動画を撮る際に、いつも同じようなカメラワークではつまらない!と思う方もいらっしゃるでしょう。そんなとき、この「撮る夫くん」はいかがでしょうか。

「撮る夫くん」には、フライスルーカメラとも地上カメラともひと味違うギミックがあります。

  • 手ブレ機能
  • V3互換+αの機能を持った列車追尾機能

目次

  1. 「撮る夫くん」機能概要
  2. ダウンロード
  3. 組み込みガイド
  4. 基本操作ガイド
  5. 車両追尾機能ガイド
  6. 「撮る夫くん」小話

1. 「撮る夫くん」機能概要

撮る夫くんには、以下の機能が実装されています。

手ブレ

撮る夫くんは名前からしてどことなくマヌケなので(?)、手ブレのシーンを撮影することが出来ます(ON/OFF切替可)。開発者・命名者の私もマヌケなのでチューニングはいまいちですが、これまでにない動画のワンシーンが撮れることでしょう。長時間見続けると酔いますので注意。

列車追尾機能

スクリプト制御を行う「撮る夫くん」では、独自の列車追尾機能があります(ON/OFF切替可)。V4,5,Onlineの地上カメラは上下にパンしてくれませんでしたが、「撮る夫くん」は上下方向にもターゲットを捕捉します(追尾の動作はV3地上カメラと同様です)。先頭・最後尾だけでなく中間車両の追跡や、台車中心でなくパンタグラフ部分の追跡も可能です。また、指定車両のみの追尾も可能、追尾終了後も元のアングルに戻らないので動画撮影に便利です。

フライスルーカメラ互換のカメラワーク

もちろん、フライスルーカメラと同様のカメラ操作も可能です。前後上下左右の移動と首振りが出来ますがチューニングがかなりテキトーです。将来のアップデートで修正がするかもしれません。

2. ダウンロード

toruo0.2.2b.zipをダウンロード

AKAGIはこのアーカイブファイルをダウンロード・解凍すること及び内容物を使用することに伴って発生したいかなる損害について、一切その責任を負わないものとします。このことに合意いただける方は上記[Download]リンクをクリックしてダウンロードを開始してください。

ファイルはZIP形式で圧縮されています。解凍ツールはVectorなどから入手できます。

ダウンロードが完了したら、インストールガイドを参照してスクロールをインストールして下さい。

3. 組み込みガイド

「撮る夫くん」を利用するには、スクロールをそれぞれのレイアウトにスクリプトウィザードを使って組み込みます。

VRMレイアウターのメニューから「レイアウト>>SCRIPTウィザード」を選択すると、スクリプトウィザードが起動します。ツリーから「カメラ」カテゴリを開き、「フライスルーカメラ『撮る夫くん』-本体」を探してください。

簡易wizardまたは詳細wizardのボタンを押すと組み込みを開始します。そのままOKボタンを押すと完了です。車両追尾を行わない場合はこのまま「撮る夫くん」の機能を使用できます。車両追尾をする場合は、4.車両追尾機能ガイドをご参照ください。

4. 基本操作ガイド

フライスルーカメラ「撮る夫くん」はフライスルーカメラをスクリプト制御するものなので、カメラモードを「フライスルーカメラ」にしてください。カメラ操作は下図に示すキーが対応しています。テンキーで操作すると、次回キー操作を行ったときに元の場所に戻りますから注意してください。

5. 車両追尾機能ガイド

車両追尾を行う場合は、「フライスルーカメラ『撮る夫くん』-追尾車両」を組み込む必要があります。

簡易ウィザードで開始した場合は、追跡対象車両を含む編成と、その中から車両を選択します。詳細ウィザードではこれに加えて、カメラが捉える点を車両の相対座標で設定および追跡距離を設定します。

車両のローカル座標の原点は、図に示したように「真ん中のレール踏面」です。展開時の進行方向前寄りがx<0です。

なお、追跡範囲内に複数の追跡車両がいる場合の動作は不定です。また、手ブレ、追跡、移動の3動作を一度に行うと仕様上カメラが正しく動きません。

6.撮る夫くん小話

ある日、とあるVRM動画師の方から「手ぶれを表現できないか」とのリクエストを頂き、このスクロールの開発を始めました。当初はもっと簡単に行くだろうという予想だったのですがフライスルーカメラの仕様がかなりいい加減だったため制作は難航し、テンキー互換の移動操作を含めることとなってしまいました。利用する側からしても、テンキーと同じ操作ならテンキーでやった方が便利なのは百も承知ですが、VRMの仕様(←バグ扱いするかどうかは微妙)上の問題です。

そして開発バージョンが完成したので動画を作っていただきました。車両追尾機能はこのときまだありませんでしたが、この動画がきっかけで実装したものです。ちなみにヘリコプターの羽のような音は蝉の声です(笑。

このように、動画撮影に特化したスクロールなので使用用途は狭いかもしれないですが、フィードバックにより改良してきた部分も多々あります。このような需要と供給の関係が、ネットVRM界隈を活性化させるために必要なことなのではないかと感じました。

なお現時点では、「3つの動作を同時に行うとカメラが異常にブレる」「カメラの移動速度が遅い」という2点の改善を予定しています。他にもリクエストがありましたら掲示板かメールでお寄せ頂ければ随時対応します。

最後に、このスクロールの制作にご協力いただいたUSO800鉄道さん、framelinerさんに御礼を申し上げて。

7. 困ったときは…

スクロールの組み込み方法や組み込み後の動作についてなにか分からないことがある場合、バグを発見された場合はBBSまたはメールでお気軽にご相談下さい。